W-ZERO3のグラフィックエンジン
一部で3Dエンジンや動画エンジンについて疑問をもっていた人がいるようなので覚書
前の記事でも書きましたが、ベースはSL-C1000っぽいので
グラフィックエンジンはPXA270であると予想されます。
(正確には2700G)
このCPUは、コア部分こそPXA255と変わりありませんが、
2D/3D/動画エンジンが大幅にパワーアップしており、
外部グラフィックボードはまずほとんど必要としません。
あと、USBホスト機能もPXA270にあるので、つかえるでしょう。
Zaurus用のUSBホストケーブルが使えるかな?
ありゃ。使えないらしいです。ハードウェア的にはできるのにもったいないなー。
ちなみに、がさっとソースを持ってきちゃうと。
3Dでは、フラット/グーローシェーディングが可能で、32bitのZバッファ、テクスチャ(DirectX互換の2/4bitテクスチャ圧縮対応)などがサポートされている。3D性能は、944,000トライアングル/secである。
さらにメディア対応としてMPEG-2/MPEG-4の再生支援機能がある。オーバーレイ表示が可能で、ハードウェアによる逆DCT演算、色空間変換、動き補償、Windows Media Video 9.0アクセラレーションなどを持ち、ソースデータの最大幅は768ドットまで、表示に関してはSXGAまでのハードウェアスケーリングが可能。性能としては、MPEG-2の720×480ドットで30fps、MPEG-4の640×480ドットで30fpsとなっている。
PCのグラフィックエンジンからみれば、たいしたことはないかもしれないが、PDAやスマートフォンクラスならば、かなりのハイスペック、いやオーバースペックといってもいいかもしれない。(by塩田紳二のPDAレポート)
なのでSL系Zaurusでも、PXA270以前のコアの時はATIのIMAGIONを積んでいますが、
PXA270コアのものは内蔵エンジンで動いています。
あと、余談ですが、PXA270といえば上記引用記事を見るとわかるのですが、
最高クロックが624MHzになっています。
ZaurusもZERO-3と同じく416MHz駆動なのですが、
600MHzオーバーに改造している人はいます。
もしかするとこれもできるんでしょうかね?
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